ギャンブル依存症を治療するには何科を選べばいいの?
[voice icon=”https://chanrio.com/image/chanrio/700118/jNSfzRyub5hyUMhcDG8PFxBnjyfS74xG.png” name=”mihoko” type=”l”]そもそもギャンブル依存症って病気として扱われてるの?[/voice]
最初の疑問でした。
私は自分自身でギャンブル依存症は病気!!
って自覚したけど。
世の中では病気として扱われているのか?
周りでこんな言葉、聞いたことないし・・・
どもこんにちは。mihokoです。
冒頭でもお話したとおり、
病院を検索しても、
なかなかギャンブル依存症を専門扱う病院が見当たらない・・・!!
という事態にぶつかります。
また。
あったとしても、
精神科や心療内科が一部診療科目として取り扱うくらいでした。
候補として挙げられるのは
- 精神科
- 心療内科
これくらいです。
[voice icon=”https://chanrio.com/image/chanrio/702452/T6QcSitLUTE6fyNHc09ZipGUfiZERDnK.png” name=”buchako” type=”l”]なんだか本格的に病気・・・って感じ(涙)[/voice]
そうなのよね、buchako 。
いっくら
ギャンブル依存症
って言っても。
ギャンブルしなければ、普段はふつ~の人。
なのに、
[voice icon=”https://chanrio.com/image/chanrio/702452/T6QcSitLUTE6fyNHc09ZipGUfiZERDnK.png” name=”buchako” type=”l”]病気!病院!精神おかしい!![/voice]
みたいに扱われるのはちょっとやっぱり
なんだか悲しい・・・・
でも。
そうも言ってられませんよね。
では。
ギャンブル依存症治療する病院・医者って
何がよくて、何が悪いか
確認してみましょう。
目次
精神科・心療内科(ただしギャンブル依存症取り扱いありに限る)
概要
外来通院の精神科・心療内科
入院のできる専門病院との連携あり
依存症を本格的に治療できる専門施設あり(一般外来、デイケア、家族相談、就労支援、公的機関連携)
医者が常駐
通院には予約が必要
週1・2回の通院が目安
初診60分、再診90分程度の面談(待ち時間いれると3時間くらい)
治療内容
①依存先を別のものに変更する
で、お話していますが。
ギャンブルで勝っている時の興奮状態を『快楽』といいます。
脳は快楽を記憶すると、絶対忘れません。
その快楽の質は人間の生理的3大欲求、
「食欲、性欲、睡眠欲」と同レベルだと言われます。
この。
『快楽』は『別の快楽』に代替えがききます。
たとえば。
禁煙するとき
- 禁煙パイポ
- 禁煙パッチ
- アイコス?
とかに、タバコ(快楽)から代替えして、
徐々にタバコを減らしていきますよね?
あれと同じで
数を減らして、無害な依存先に変更してしまうのです。
②医師と対話して内観する
病院にきているだけでも、自分を内省できていてすごいと思うのですが。
自分がなんで依存症になったのか、驚くほど自分でもよくわからないのです。
それを専門知識のある先生にお話しすることで、自分を客観視することで
問題を洗い出していきます。
③同じ病気の仲間とミーティング(わかちあい)を行う
同じ体験を共有することで、自分だけではないという安心感がうまれます。
また、他人の話を聞くことで、自分を振り返ることができ
より、客観視する事に役立ちます。
費用
- 初診2500円~
- 再診1500円~
- 検査料5000円~
- 健康保険適用あり
- 服薬代(薬により不明)
メリット
- 専門家に相談できる
- 健康保険適用がある
- 公的機関と連携がある
- 投薬がうけられる
デメリット
- 予約がとりづらい
- 社会人だと通院しづらい
- 信頼できる先生に出会えるか不明
- 一方向の『指導』になりがち
- 相談できる時間が短い
- お金がかかる
- 全国にない
入院できる精神科病院
治療内容
精神療法(認知行動療法+内観法を組み合わせ)薬物療法作業療法また、精神面だけでなく、肉体のケアや検査金銭管理 までトータルでサポートするのが入院施設
費用
入院費用(・・・期間により不明)
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参考費用がなかなか調べられなかったので、通常の病気で入院したと考えてみました。
治療費・ベット代・食費・他費用が必要だとすると
1日最低でも1~1.5万くらいはかかりますよね。
ギャンブル依存症だと行動を変える必要があるため
3か月は行動修正に必要と言われています。
1.5万×90日=135万
※通常の入院費用でこれ位なので、おそらくもっとかかると思われます。
あくまで推測ですので、あしからず・・・
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メリット
- とにかく治療に集中できる!
- 専門の医者・設備あり
- ギャンブルと隔離できるので効果が期待できる
デメリット
- 全国にない
- 高額
- 入院期間が長い(1か月~3か月)
- 退院後もGAに参加したり、外来通院が必要
医者・病院まとめ
驚きました。
内容は意外と、自助グループに近いものがありましたが
どの施設も、高い(泣)
何度も言いますけど。
ギャンブル依存症者が一番困るのが
お金がない
という事。
だから、病院や入院施設を選択できる人というのは
- 病院・入院できるだけのお金を持っている
- すでに自助施設で失敗
- 家族が大変困っている
という事が考えられます。
そうすると。
借金300万ありで貯金なし。
社会生活はなんとか送れているけど、働き続けないと人生終わる
今、やっとギャンブル依存症という病気に初めて向き合う
という人には
ちょっと、病院・入院というのは
ハードルが高い気がします。
そう。
そこで登場してくるのが
複数乱立する
『カウンセリングルーム』
ってヤツ。
これは本当に、身近にたくさんあって
逆に選択に困る!
[voice icon=”https://chanrio.com/image/chanrio/700118/jNSfzRyub5hyUMhcDG8PFxBnjyfS74xG.png” name=”mihoko” type=”l”]
え~~、
今まで選択しかなかったのに、選べるの?? うれしい♪
[/voice]
そうなんですよね、mihokoさん。
逆に、そこが問題。
選び先を間違えると
時間とお金を浪費するどころか 病状が悪化してしまうかもしれませんよ・・・・
では次。
近くにない病院ではなく
町にあふれる、
カウンセリングルームについてまとめてみます。
比較してみてくださいね。
んじゃ、またね!