GA(ギャンブラーズ・アノニマス)とは?
『依存症克服』
というキーワードでネット検索すると
おそらく上位に毎回あらわれる、このGAという団体。
[voice icon=”https://chanrio.com/image/chanrio/702452/T6QcSitLUTE6fyNHc09ZipGUfiZERDnK.png” name=”buchako” type=”l”]GA ??? ガ??[/voice]
こら、変な読み方したら怒られるわよ、buchako。
ジーエーですよ!
どもこんにちは。mihokoです。
自分が依存症を克服したい!
と思った時。
まずはネットで検索をしてみました。
が、、、、
なんと。
自分が病気ではないか?
とせっかく自覚したのに。
病院を検索しても、
なかなかギャンブル依存症を扱う病院が見当たらない・・・!!
(あるのはアルコール依存症ばかり)
また。
あったとしても、精神科や心療内科が一部診療科目として取り扱うくらいでした。
私は以前うつ病患者だった時があります。
その時、この『精神科・心療内科』という医者を利用して
あまり良い結果が出なかったので、
『精神科・心療内科』を信用していませんでした。
そのため。
そのほかにどんな方法があれば自分は
依存症克服ができるのか?
真剣に調べました。
結果。
一番多く、『依存症を克服した!』という内容を目にしたのが
この GA(ギャンブラーズアノニマス)という
自助団体だったのです。
目次
GA(ギャンブラーズ・アノニマス)匿名のギャンブラーたち
治療・活動内容
ギャンブラーズ・アノニマスは、経験と力と希望を分かち合って共通の問題を解決し、ほかの人たちもギャンブルの問題から回復するように手助けしたいという共同体である。
アメリカが発祥。
表現方法に若干キリスト教的な部分が見受けられます(神とか)
でも、宗教団体ではありません。
ミーティングと呼ばれる、ギャンブル依存経験を語り合う会を毎月全国で開催し、
ギャンブル依存症でおこった事や経験を共有することで
いかに自分がギャンブルの前で無力であったか
自覚して再発防止につとめる活動をしいています。
ミーティングには2種類あって
- オープンミーティング →強迫的ギャンブラー本人に関わらず、誰でも参加できます。
- クローズドミーティング →基本的に強迫的ギャンブラー本人のみ参加が可能です。
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強迫的ギャンブラーとは
GA内で使われる造語。
一人でギャンブルをやめ続けることができないギャンブラーの事を指す
[/aside]
- 参加したいときいつでもOK
- どの会場でもOK
- ギャンブルをやっていていも、やっていなくてもOK
ギャンブルをやめたい、やめさせたい
と思っている人にとっては、とても間口が広く、
参加しやすい団体だと思います。
費用
- 会費なし
- 料金を支払う義務もなし
※ただし、寄付は任意(ボランティアなので)
※会場によってはお茶菓子代くらいは回収する場合があるそうです。
メリット
- 匿名で参加できる
- 全国で開催会場がある(169か所で開催)
- 比較的参加しやすい開催日程(土・日曜日が多い)
- いつでも、だれでも参加資格あり
デメリット
- 自主的に参加が求められるので途中でめんどくさくなる
- 会場を調べるとGAだとわかるので、知り合いに依存症がばれる恐れがある
- 言いっぱなし、聞きっぱなし。それ以上でも以下でもない。
- 人見知りだと、知らない人との交流が苦痛
家族や友人むけGA、GAM-ANON(ギャマノン)
ギャンブル依存症本人のために自助グループ、GA(Gamblers Anonymous)(匿名のギャンブラーたち)があるように、ギャンブルの問題の影響を受けた家族・友人のための自助グループがGAM-ANON、ギャマノンなのです。医師・カウンセラーなどは同席せず、ギャンブル依存症本人の家族・友人という同じ立場の人たちが集まってミーティングを行っています。
活動内容、費用、メリット、デメリットは
ほぼGAと同じです。
唯一の違いといえば
強迫的ギャンブラーに悩まされている人が参加
ギャンブル依存症に悩まされる側の分かち合いの場になります。
女性向け回復施設、ヌジュミ
女性ギャンブル依存症者のためのデイケア(日帰り療法)リハビリ施設。
非営利活動法人(NPO団体)が運営。
依存症に困る女性に通所で回復プログラム(ミーティング)を実施。
沖縄の方言でぬじゅみとは
希望
という意味だそうです。
ヌジュミは
ギャンブル依存症に悩む、特に女性に特化しているのが特徴です。
参加者同士でグループミーティングを行い、必要であればGAに参加。
他、わかちあいのミーティング以外に、
レクレーション(映画鑑賞、料理、パッチワーク、ヨガ、演奏)など
女性が好きな活動を一緒に行ったりします。
費用
無料
メリット
- 公的機関を紹介してもらえる(借金があれば司法書士、病気が深ければ医者)
- 女性だけの施設
- 専門の相談員がいる
- まずは電話相談だけでも可能(その後面談)
デメリット
- 全国にない
- 精神障害者地域作業型事業所と認定あり、通う時、地域の人に依存症だとばれやすい
- デイケアなので日帰りで通う面倒がある
- 通所期間が長い(1か月は通うだけ。2か月目に公的機関の紹介、6カ月目にワーク開始)
自助施設まとめ
びっくりすることに。
活動内容は依存症者にとってもよりそっていて
なんと、どの施設も、無料(泣)
ギャンブル依存症者が一番困るのが
お金がない
という事。
なので、本当にありがたい限りですよね。
逆に言えば
あくまでボランティアの範囲内で自力で回復を目指す
という事。
突然通わなくなったとしても、
相手はあなたをサポートはしません。
ギャンブル依存症者が本当に困るのは
回復途中の「スリップ」です。(ギャンブル依存症克服は本では学べない。スリップの原因を冷静に考えよう)
スリップといかに向き合えるかが勝負です。
でも
その勝負に負けると。 あなたの人生はどんどん転落の一途をたどりますよ・・・・
では次。
ボランティアではなく、
有料でサポートを受けられる代表。
そう。
病院についてまとめました。
比較してみてくださいね。
んじゃ、またね!