依存症プロセス4:頭から離れない 『ネテモサメテモ』
そしてまた、
勝っても負けても、明日、パチ屋に行くことを考える。
そんなあなたは、依存症中期~末期の状態です。
どうも、mihoko です。こんにちは。
自分でも、
なんて。
気付く方もそろそろいらっしゃると思います。
ギャンブル依存症の中期は、まだ比較的、普通の日常生活に引き返しやすい段階です。
しかし。
ギャンブル依存症の末期となると話は別。
ここから長いギャンブル依存症克服の戦いが始まります。
では。
中期と末期の境目とは何か?それは
『お金』に困り始める
という状態に陥るタイミング。
早く、早く、気づいて・・・!
もし気づくのが遅い場合は・・・・
buchakoこわいよお;;
まず。
どのようにお金に困り始めるのか、mihoko の場合をみながら、確認していきましょう。
目次
会社辞めました
会社を辞める直前、私は仕事がハードすぎて、常に睡眠3時間未満。
体調はもちろん悪く、激やせ。
さらに。
うつ病と診断されていました。
そしてついに、会社を辞める事になりました。
そう決めてから3日間。
たった3日間で体はすっかり元気になりました。
でも。
心に負ったダメージは半端なく。
ひとしきりやりたかった事をやりつくすと、やっぱりパチ・スロに行きたくなったのです。
丸1日パチ屋にいる日々。
1日いるわりには、以前より勝てなくなっていたので、本当はあまりパチ屋に行くことに気がのりませんでした。
でも
「次に大勝してやめよう」
「せめてこの間の負けを取り戻そう」
「連続して負けているから次は勝つはずだ」
根拠のない自信を次々と奮い立たせて、自分は行かなければいけないんだという理由をこじつけました。
そして。
朝イチの台で良い台をひろうぞ!と意気揚々と朝10時、開店時間に店につく。
そして朝から晩まで店にいて、結果大量負けを増産する。
そんな生活をしばらく繰り返しました。
もちろん、長くは続かない。
せっかく体を壊してまで貯めた
貯金もとうとう底をつきました。
貯金がなくなりました
働かなければならない。
ただ。
いざ働こうとしてもうつ病中の身で、やはり普通に働くには無理がある。
そこで、日雇いバイトに行ってみました。
1日働いて、得る報酬は良くて5千円。
これだけあれば1日贅沢できるはず。
なのに、そのお金を受け取ってすぐそのままパチ屋へ。。。
お金を手にした瞬間は
得たお金の喜びをかみしめます。
しかし、帰り道。
パチ屋を見かけると
と意識がチェンジして、そのまま店に吸い込まれていく。
働けど、これではきりがありません。
しかたがないから就職しました。
就職したのに借金しました
うつ病は治っていませんでした。
でも、失業保険をもらえる3か月後にはきっと飢え死にしています。
※自己都合退職で辞めてしまっていました。
一人暮らしの家から近くて、体にも心にも無理ない程度の仕事。
派遣がぴったりでした。
時給は高いけど正社員ほどの拘束もない。
しかし。
この安定感がさらなる悲劇を生むのです。
一時的でも貯金の底をついた一人暮らしの私には、貯金がなければ借金しかない。
どうしたらよいか考えたあげく、カードキャッシングなるものをここで初めて試みてみました。
そこから、私の地獄の日々が始まります。
ギャンブル依存症になる精神状態
こころの安定を取り戻すため頼ったものは、ギャンブルと借金でした。
うつ病が先かギャンブル依存症が先か、と言われると。
私の場合
- うつ病
- ギャンブル依存症
うつ病が先でギャンブル依存症が後だと思います。
やはり。
依存症のきっかけとなった、2度目のビギナーズラック、を得たあの時。
パチ屋に再度足を踏み入れるきっかけ、となったのは、
『今までに感じた事のない、強いストレスを解消するため』でした。
心が健康な人はギャンブル依存症にならない
心が健康な人は、ギャンブル依存症にならない。
ギャンブル依存症かもしれない、、、と感じている人は、
なぜ自分は依存するほど『心が不健康なのか?』をまず一番に見つめ直す必要があるのです。
心が不健康な状態とは
- 環境に適応していない:自分の意思と反して、無理をしてその場にいる状態
- 自分らしさがない:常に自信がなく、自分基準より他人基準で生きている
- 目的なく生きている:成長をやめている。もしくはあきらめて無目的な状態
代表的なものを3つあげました。
共通点は『自分を自身を生きていない』状態である事です。
『自分自身を生きる』とはどういう状態か
また『不健康かどうかすら、よくわからない』という人は。
自分は本当は何が欲しくて、本当はどうしたいのか?
を問いかけてみてください。
心が健康な状態とは
東京都健康医療局のサイトには以下のように定義されていました。
こころが健康な状態とは、こころの病気にかかっていないだけではなく、その人らしい生き生きとしたこころの状態が保たれ、個人生活はもちろん、家庭生活、社会生活を送ることができる状態です。また、こころとからだの健康を保つには、より良い睡眠が欠かせません。
確かに。
自分らしい
って抽象的過ぎてわかりづらいですよね。
ギャンブル依存症を克服した私が今考えるなら。
『理想と現実』が一致している状態が『自分らしい』と定義します。
スピリチュアル好きな方には
『潜在意識と顕在意識』が一致している状態
とお伝えするとわかりやすいかもしれませんね。
まずは難しい事は抜きにして、今の自分を振り返ってみて欲しいんです。
そして、今の自分の理想と現実は一致しているのか、またはどれくらい違っているのか? をまず確認してみてください。
ギャンブル依存症克服に取り組むのはそれからになります。
まとめ
趣味の範囲でギャンブルを楽しめる人もいる。
ギャンブル依存症に、なる人と、ならない人は何が違うのか?
答えは
「心の健康状態」がポイントでした。
そして。
悩みを受け止めるためには、自分自身を生きている事が大事、とお伝えしました
つまり、心が健康で自分自身を生きていていれば依存にはならず「趣味」として楽しめるのです。
じゃあ。
自分自身を生きているかどうかも不明で、心も不健康なままのあなたがギャンブル依存症になったら
ギャンブル依存症の最大の問題はお金に困る事。つまり『借金問題』です。
生活基盤が壊れたとき、あなたはどうなると思いますか??
次回は 借金なんて怖くない!借金癖(クセ)が治らない3つの理由
で、お会いしましょう。
んじゃ、またね