克服実践プロローグ ギャンブル依存症を克服して人生を生きなおす
まず始めに。
ギャンブル依存症を克服していくにあたって、守って欲しい３つの事があります。
はじめに 依存症克服にむけて３つの大切な事でお話ししていますが
これが私のお伝えする『ギャンブル依存症を克服する』という事です。
ども、こんにちはmihokoです。
ここまで読み進めたあなたは
実践編に進みたくてウズウズしているかもしれませんね！
実践でやる事は
とっても簡単です
でも。
- 心
- 体
- 行動
補足：お金を稼ぐ
3つ+1が伴わないと、
何度でもスリップ（やめたはずのギャンブルをまたやってしまう行為）
します。
でも。
スリップをするという事は、まだやめる為の心と行動が不足していた、だけという事。
あきらめないでください
あなたは、99％の回復を目指している途中。
スリップしたからといって、
０からやり直しになるわけではありません。
そう思った段階で、
少なくともギャンブルから離れたい気持ちがある
＝１％回復
この１％を日々積み上げていく事が大事なのです。
この積み上げを日々行うにあたり。
守って欲しい３つの事があります。
それは
- 余分なお金を持たない
- ヒマな時間を作らない
- 心の健康を保つ
このバランスが崩れたときに、あなたはスリップする事があるでしょう。
そのたびに
これを自覚することが大事なのです。
そして、スリップをした時の思考や行動を振り返り
ギャンブルをしない習慣へ正しく修正していく事が
大事な作業となります。
それでは実践を行う時に、自分が今、ギャンブル依存症のどの段階にいるのか、
体の病気になぞらえて解説していきますね。
目次
ギャンブル依存症レベル５段階
体の具合が悪い時を思い浮かべてください。
どのレベルが自身で対処できて、どのレベルが自身で対処できないレベルなのか。
想像してみてくださいね。
１自宅で休めば治るレベル（市販薬で治ります）
まず第一段階は
自分の意思でコントロールできるレベル。
ちょっと頑張れば、依存度が浅い段階なので、日常生活に戻れます。
これが大事です。
２病院へ行けば治るレベル（医者の薬で治ります）
少し誰かの助けが必要なレベル。
パチ・スロなど日々通いだすと。
間違った必勝法でまぐれに勝てたり、
通う事で座る台を選び、勝ち（につながった気に）なる事で
『ギャンブル上達した、自分は勝てる！儲かる！』と思う段階が来ます。
いよいよギャンブルとお別れです。依存症克服にむけて用意はいい？
でもお話しをしましたが
ギャンブルで一生稼ぎ続ける事はできない
です。
- ネテモサメテモ頭にギャンブルがある。
- 毎日毎日お金の事（ギャンブルで勝つ事）を頭いっぱいに考える。
この段階のあなたは
なぜ「ギャンブルで勝ちたい」と思うようになったのか？
を考える必要があります。
例えば
- 毎日同じ仕事
- つまらない人間関係
- 何をしたら稼げるかわからない
- 生きる目的がない
など、
心の不健康がギャンブルをさせています。
に目を向けてみましょう。
３入院すれば治るレベル（手術+治療で治ります）
強制的に、誰かの助けが必要なレベル。
もはや。
自分の力では心も行動も、制御ができなくなっている状態です。
- 生活費をパチンコにつぎこむ
- 借金してまでスロットをする
- 会社に行かなくなる（行けなくなる）
- 嘘だらけの生活になる
生活が乱れて、どうにもならなくなってくる段階です。
この状態になっているなら
と自覚して、
まずは
ダッシュでパチンコ屋から逃げましょう。
そして
自分が今、ヤバイ状態であることを、周りの誰かに打ち明けましょう
この段階のあなたは、もがけばもがくほど、
また
お金がない時ほどパチンコ屋に行ってしまいがちです。
でも
1時間をパチンコ屋で１万円負ける位なら
１時間800円の時給で働く事で、取りあえずその日、１日暮らす事ができます。
この段階の人は
とにかくギャンブルから離れる
パチ・スロを見ない、聞かない、行かない
また
この段階が一番スリップをしやすいです。
よくも悪くもまだ
自分でなんとかしようとするレベルです。
確かに
スリップはチャンスです。
『スリップの原因を冷静に考えよう』でお話ししましたが。
スリップする事＝回復するための条件を確認できる
のです。
もし
回復の条件が自分でどうにもコントロールできない事だ、と気づいたら
周りに助けを求める（家族に打ち明けたり、克服仲間と一緒にいる）
これ
すっごく大事です。
４集中治療室（ICU）に移される事で治るレベル（まだ助かります）
集中的に本格的な治療が必要なレベル
家族・友人・会社、あらゆる人間関係から信用を失い、
もう生きていく道がたたれた（と思う）段階。
このまま何もしなければ、時間の問題で人生が終わります。
だけど
家族・友人に頼れない状態なら
国の公的機関に助けを求めましょう。
５自ら犯罪を犯す・命を絶つレベル（手遅れです）
依存症の果ての自滅・人生終わりなレベル
ついにこの時期を迎えます。
ギャンブルを始めた時はまさかこんな未来が待っているとは想像もしません。
それがギャンブルの怖さです。
あなたの
- 人格
- 生活
- 人生
これらを強制的に変えてしまう病気、
それが ギャンブル依存症 なのです。
あなたはどの段階にいましたか？
- 自宅で休めば治るレベル（市販薬で治ります）
- 病院へ行けば治るレベル（医者の薬で治ります）
- 入院すれば治るレベル（手術+治療で治ります）
- 集中治療室（ICU）に移される事で治るレベル（まだ助かります）
- 自ら犯罪を犯す・命を絶つレベル（手遅れです）
さあ
あなたはどの段階にいましたか？
もしかして５段階目の『自ら犯罪を犯す・命を絶つレベル（手遅れです）』だったかもしれません。
でも
- なぜかこのブログが目に留まり
- なぜかあなたの目の前に克服方法が示された
それは
偶然ではありません。
あなたは本当は
ギャンブル依存症を克服して、人生を生きなおしたい
と思っているのです。
なぜなら
脳はRAS機能によって自分が気になっている情報が自然と入ってくるようになっているからです。
つまりあなたは
ギャンブル依存症を克服したいという意思があるからわたしのサイトが目にとまったのです。
だから大丈夫。
どうかあきらめないで。
まだまだ大丈夫です。
あなたは今、克服の条件である
『底つき』にやっと来ているのです。（どん底は依存症克服の始まり。終わりが始まりになる日）
ここからがチャンスです。
どん底→自覚→離れる→学ぶ→克服の実践（スリップ）繰り返し→やめている事を習慣にする
そして
人生を生き直す
のです。
ギャンブル依存症克服・実践方法
それではいよいよ実践です！
心と体の理解には時間がかかるので、まずは即効性のある行動を中心に歪みを正していきます。この段階では
- 正しい考え方と行動に訂正（認知行動療法）
- ギャンブルをしない習慣（やめる行動の習慣化）
を行う事が目的です。
実践ではギャンブル依存症を克服するために、
必ず起こる『スリップ』に対して考え方と行動を正していきます。
- どんな行動をしたか
- その行動をしたら、次はどうしたら良いかもしくは、本当はどうしたら良かったか考える
- その行動をしない事で得られるメリット
- その行動をした理由・動機の確認
- その行動以外に代替えで出来る行動の確認
結果
ギャンブルしなくてよかったと思える事を増やす
スリップの回数を限りなく０回に近づける事を目標とする
例えば。
『友達に誘われてスリップ』
という出来事があったとします。
- どんな行動をしたか→友人にパチンコに誘われれて行ってしまった
- その行動をしたら、次はどうしたら良いかもしくは、本当はどうしたら良かったか考える→誘われてもギャンブルをやらない（断る）
- その行動をしない事で得られるメリット→休日を有意義に使える
- その行動をした理由・動機の確認→断りきれなかったし、自分の意思ではないから１回だけなら行ってもいいと思った
- その行動以外に代替えで出来る行動の確認→友人とカラオケに行けた
特に
３得られるメリット
４スリップした理由・動機
が重要です。
繰り返しチェックするとわかりますが
だいたい同じような条件の時に、スリップしている事が多いです（スリップの原因を冷静に考えよう）
また
メリットが多ければ多いほど、
スリップする頻度が減っていきます。
ギャンブルをするより
ギャンブルをしない方が得られるメリットが多ければ
スリップをしないのです。
もしメリットを感じられないのなら
なぜ、ギャンブルをやめたいと思ったのか
動機の洗い出しが必要です。
あなたはまだ、
ギャンブルをやめたくない
と思っているかもしれません。
残念ですが
ギャンブルをやりながら、依存症の克服はできません。
それは
タバコを吸いながら『私は健康です』
と言っているようなもの。
体に毒が入り続けている限り、
根本を絶たない限り
ギャンブル依存症を克服する事はできないのです。
このように。
１回のスリップで得られる情報はとても多いです。
スリップをしたら、次に活かす
じっくり、克服に取り組んで行きましょう。
ギャンブル依存症を克服して人生やりなおしたいあなたへ最後に。
パチンコ・スロットしてしまうのは
- パチ・スロに行けるだけのお金がある
- 時間がある
- 心が不健康（ストレス・楽して稼ぎたい）
からです。
なんども言いますが
スリップしてしまっても、あまり自分を責めないでください。
あなたは回復の途中
スリップは絶対する事なのです。
もしスリップを１度も経験なくギャンブルをやめられたなら
あなたはもともと、ギャンブル依存症ではなかったという事。
趣味の範囲で遊べていた
という事です。
でも。
やめたいのに、やめれない
そんなあなたは、りっぱなギャンブル依存症。
それでは。
いよいよギャンブル依存症克服実践編に入ります。
まずは心構えとして、実践編レベル0いよいよギャンブルとお別れです。依存症克服にむけて用意はいい？を読んでみてくださいね。
んじゃまたね。
