ほんの軽い気持ち
あ~~今日も仕事でストレス!!
上司は無茶いうし、お客様もやりたい放題だし。
ウサ晴らしした~~~い!
あ、ども。mihokoです。こんにちは
いきなり愚痴ってスミマセン::
『あなたは上手にストレス発散できてます?』
他にも。
彼氏にふられちゃった・・・。
ネットで慰めてくれる人多いな。
あ、今日もネットみてて2時間過ぎちゃった!
など。
買い物とか、ネットとか。気づくと、お金と時間を大量消費していませんか?
一見。
誰もがしている行動の中に、依存症につながる危険が潜んでいるのです。
ほんの軽い気持ちで得た1回の快楽が2回、3回と繰り返し、いつしか依存症に・・・
それでは。
依存症で10年間の人生が台無しになった私の話 をご紹介しながら確認していきましょう。
目次
ギャンブル依存症で10年間の人生が台無しになった私の話
細かな話は追々じっくりお伝えするとして。
まずはざっくりと、どんな人生崩壊っぷりの10年間を過ごしてきたのかをお話しさせていただきます。
~プロローグ~
- 20歳デートでパチンコ屋につれていかれる。1回目のビギナーズラックを体験
- 26歳パチンコ大当たりビギナーズラック2回目を体験
~ここから人生崩壊‼ギャンブルで台無しになった10年間開始!~
- 27歳~29歳パチスロ依存症開始~依存症進行期間。うつで会社を退職。
- 30歳地獄のコラボ!ギャンブル依存症+借金スタート。転職で再起を図る。
- 31歳ギャンブル依存症+借金でおまとめローン100万円。借金を重ねる。
- 32歳ギャンブル依存症+家族が肩代わり借金100万円返済。家族に大迷惑かける
- 33歳ギャンブル依存症+借金80万円と総量規制で底つき経験。〇ぬ事も検討
- 34歳~38歳ギャンブル依存症克服+総額300万円どん底の借金返済期間4年。最悪期。仕事を3つ(時には4つ)掛け持ちして借金完済
仮に80歳まで生きるとして。
人生の中でもっとも若く楽しい20代~30代。
本当に自分の人生を生きられる期間は残り40年です。
わたしは40代で家庭を持ってようやく『時間は有限である』ことの重大さを感じています。
わたしは
こんな大切な10年間をギャンブル依存症と借金完済のために費やしました。
後戻りはできないので、過去の事はもう何を言っても変わりません。
でも。
もし当時ギャンブル依存症の怖さに早い段階で気づくことができていたなら。
ギャンブルになんか時間を費やすことなく、
人生はもっと豊かだったと思います。
だから。
いまパチスロを遊技としてではなく、
借金や時間を使ってまで依存している人達をみていると
余計なお世話だと思うのですが、
『1秒でも早くパチスロなんて辞めとけ!』
という気持ちになってしまいます。。。
依存症とは何か
『依存症』
精神に作用する科学物質の摂取や、ある種の快感や高揚感を伴う特定の行為を繰り返し行った結果、それらの刺激を求める抑えがたい欲求が生じ、その刺激を追い求める行動が優位となり、その刺激がないと不快な精神的・身体的症状を生じる精神的・身体的・行動的状況の事である。(WHO:世界保健機関 国際疾病分類より)
簡単にまとめると
特定の対象(物や行動)に執着し、簡単には抜け出せない状態 のことを言います。
つまり、やめたいのにやめられない、悪い習慣 なんです。
入口は。
さみしさやストレスなど『ほんの軽いウサ晴らし』から始まります。
「1回だけ」が「2回、3回」と増え、いつしか抑制がきかなくなっていきます。
依存症になるプロセス↓
- ウサ晴らし(軽い気持ち)→ビギナーズラックはなぜヤバイ?パチンコ初心者がはまる罠について
- はまる →いつもデートはパチンコ屋 私が依存症になった3つのきっかけ
- やめたくてもやめられない →スロットやめられない人へ!チェックしたい4つの危険な行動
そして。
日常に支障が出始め、家族や友人など周囲の人間関係に迷惑をかけるようになれば、
依存症の出来上がりです →女性の私が借金した理由。心の不健康から地獄へ
依存先は大きく3つ
依存先によってもヤバさがかわります。
依存先は大きく3つにわかれます。
1物質への依存
ある物質をとることで得られる快感によって、物質に執着、依存します。
- アルコール依存
- ニコチン依存
- ドラッグ依存
- 食べ物依存
2対人関係(人)への依存
ある特定の人との関係に、強く執着、依存します。
- 家族への依存
- 恋愛相手への依存
- 性依存
3行動・プロセスへの依存
ある行為の始まりから終わり(結果)までの過程の中で得られる快感に執着、依存します。
- ギャンブル
- 買い物
- インターネット
- ゲーム
- 占い
- 宗教
- 仕事
どれもこれもみんな身近にあるものばかりですね。
しかし、執着が過ぎるとこれらは全て「依存状態」となります。
やっかいな事に身近で誰もが行える行為のため、「自分が依存状態である」、という自覚がなかなかできないのが問題なのです。
だから、
と気づいた時には既に取り返しのつかない状態か、
または最悪の事態の一歩手前である事が多いのです。
最悪なギャンブル依存症
なかでもギャンブル依存症は最悪です。
あっというまに精神面・金銭面・対人関係など全て失ってしまうだけでなく、
ひどい時には犯罪で他人に迷惑をかけたあげく、自らが死を選ぶなど
人生をたやすく崩壊させる危険があります。
なぜか?
私はギャンブル依存症の中でも、特に『パチンコ・スロット』に依存しました。
パチンコやスロットが人生を崩壊させる2つのポイント
なぜ、パチンコやスロットが人生崩壊につながるのでしょうか?
大きなポイントが2つあります。
ふつうの人が簡単にはまる
ふつうの人がはまりやすいのは、簡単に想像できますよね。
パチンコやスロットには3つの特徴があります。
- お店がキレイ:子供や女性、お年寄りでも店内に入れるぐらい、キレイな外観のパチ屋があふれています
- いつでもあいている:朝早くから夜遅くまで、場合によっては24時間営業とかあったりします。(地方は特に営業時間が長い)
- 遊び方が簡単:パチンコはハンドルを回せば勝手に球が出てくるし、スロットの目押しもわからなければ店員が押しに来てくれるます
これらの特徴だけみると。
パチンコ屋の世間の認識って『コンビニくらい身近にある、ゲームセンターのお金が稼げる版』、とでもいったところでしょうか。
そんな感じで足を踏み入れる人もいるかもしれませんね。
だからパチンコ屋が会話に出ても、ゲームセンターと同じような娯楽の一種として捉えられている人たちも多いかと思います。
得るものが何もない
パチンコやスロットから得るものは何もない。
いやいや。
とあなたは思いますか?
私自身。
パチンコ・スロット依存状態の時には本気でそう思っていました。。。。
なんて。。。(アホ)
どうすれば当たりを引けるか法則を勉強し、収支も日々つけて分析したりしていたのです(失笑)。。
もちろん一部の例外もあります。
しかし。
当たり前の事を思い出してください。
『ギャンブルで勝てない』あたりまえの前提
『パチンコ・スロットは商売である』という事を思い出してください。
商売である以上、商売元が必ず儲かるようにできています。
納税者ランキングにはパチンコ産業の経営者が必ずランクインし、
芸能人と経営者との、お金のつきあいに関する黒いうわさは絶えずあります。
全て。
ふつうの私たち庶民が、汗水流してパチ屋に払ったお金でなりたっているのです。
儲からない商売は成り立ちません。
一部例外であるパチプロでさえも。
稼ぎ続けるためには、常に遊技台の勉強と実践を繰り返し、時にはお店を変えて常に動き続けなければなりません。
そんな生活何十年も続けて人生を終えるの楽しいですか?
気付いたきっかけ
ある時は勝ちでも、次の日には負けていたりする。
そんな事を繰り返すと、年間では見事にマイナスになっている。
そんなことが3年続いた時、
と気づきました(気づくの遅い・・・泣)
私が。
パチ・スロで勝てないと気付いたのは皮肉にも、
もっと勝ちたい!
という気持ちから始めた、『収支をつけるという行動』で、負け続けている事に気づきました。。
気付いた事
・・・いったい・・・・。
何のために私はパチ・スロをやっていたんだろう?と今でも思います。
しかしそれは当然の結果でした。
一度パチ屋に足を踏み入れると、巧みに依存になるコントロールをされていて、
脳から洗脳されてしまうのです。
もう、正常な判断を下すことはできなくなります。
ギャンブル依存症が完治をしない病気と言われるのは脳や精神をコントロールされ、そのコントロールは容易に解けないから。
恐ろしいことです。 →私は「ギャンブル依存症」家族への告白と依存症者への正しい対応
まとめ
自分自身でうすうす気づいていても、コントロールができなくなる。
最悪の状態になってやっと洗脳をふりきるための選択肢がみえてくる。
『正常に戻る』か『破滅へ突き進むか』という選択肢。
私は幸い、正常に戻る道を自力でなんとか選択できました。
ただし。
それは、いくつもの奇跡のようなタイミングや出来事があったおかげでもあるし、苦しみながらとことん自分自身と向き合った結果だと思っています。
苦しんだおかげで、たくさんの出会いもあり、また、このサイトもつくるきっかけとなりました。
おかげさまです。
でも。。。
破滅したくない
もしくはもう、あと1歩・・・あと1日で人生が終わる。
どうしてそこまであなたは行ってしまったのか??
私が はまったきっかけ。
それは『ビギナーズラック』です(”ビギナーズラック”はなぜヤバイ?はまるメカニズムについて解説)
もしかして、あなたも一度は体験しているかもしれませんね。
依存症の初期段階で今、ヤバいって自覚をすることが、克服の第一歩になります。
んじゃ、またね